経営

仕事とお金

弁護士事務所の所長の友人の言葉が素晴らしかったので、みなさんと共有したいと思います。
お金は大事。
お金があると幸せ。
これは普遍の原理。
「でもお金を中心に思考してはいけない。」
と彼は言いました。
あなたは、幼い頃の
「このお手伝いをして、お母さんを喜ばせたい。」
という初心を忘れてしまっていませんか?
この感情が仕事の基本理念であってほしい。
『お母さん』という具体的なターゲットが、年齢を重ね事業規模が大きくなってしまったが故に『誰か・多くの人々』になってしまい、イメージがボヤけてしまう。。。
そしていつの間にか
『この商品・サービスでこれだけの売上を作ろう!』
と、もはや誰かを喜ばす事でなく『売上・報酬』が第一の目的になってしまっている。。。
『お金』が第一になってしまっている。。。
お金が第一になると。。。
「この価格だから、ここまでの品質・サービスでイイだろう。」
と品質・サービスの劣化が始まる。。。
そしてこの品質・サービスでは売れないので、更に値下げ。。。
更に品質・サービス低下。。。
逆に
『あの人に喜んでもらいたい。』
を大切にする、ある天ぷら屋さん。
ある夜、お客さんの為に、店主自らお店から車で片道2時間もかかる魚屋さんに魚を仕入れてきて、開店10分前にやっと魚を捌いて仕込みが終わる。
『大切なあの人の為に、自分が出来る最善を尽くしたい。』
という思いが伝わってきます。
その天ぷら屋さんは、5万円くらいします。
それでも予約が絶えない。
お金が大事か?
あの人が大事か?
ぼくもお金は、あの人がぼくの仕事に対して気持ちよく支払ってくれる報酬だと思っています。
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