キャリア

私がやった方が速い!

いつも仕事を山の様に抱える経営者・上司にありがちなセリフ。
結論。
「はい、そうです。
あなたがやった方がクオリティーも高く速い仕事です。」
では質問です。
『あなた最初から今のクオリティーとスピードでしたか?』
ほとんどの場合
あなたが最初にその仕事を任された時、上司の方がクオリティーが高く、スピーディではありませんでしたか?
今、あなたが仕事が部下よりクオリティーが高く・スピーディなのは、何度もその仕事に触れてこれたからなんですよ。
上司が
失敗するであろう。
時間もかかるであろう。
という想定であなたに仕事を任せてくれたから、今のあなたがあるんですよ。
『仕事を任せる・任せられる』
とはそういう事なんですよね。
今まで色んな仕事をさせてもらったから今のあなたがある。
今度は、若い世代にあなたの経験・技術を伝える番なんです。
‫最初は
『今のあなたにとって単純作業になっている仕事。』
これからスタッフに任せてみましょう!
例えばこんな仕事は如何でしょうか?
○次回の出張の手配
・ホテルの手配
・交通手段の手配
・場所の地図
・出張先のお土産の手配
・出張先の会社の資料集め
これだけでもあなたの時間を数十分消費しますよね?
これをスタッフに任せる事によって、
・詳細の説明 5分
・確認作業 5分
であなたの時間が短縮できる上にスタッフの情報処理能力が向上するのです。
仮にスタッフにミスがあっても確認すれば、簡単に修正できますよね?
また同じスタッフに2回目のお願いする場合、一回目より更にスムーズに仕事をお願いできますよね?
『今のあなたにとって単純作業の仕事。』
これをピックアップして、どんどんスタッフにお願いしましょう!
ひとつの作業が30分だったとしたら、2つで60分。
4つで2時間ですよ!
え?
「そういう君は、スタッフを雇ってないやないかーい?」
って?w
そうですねー
ぼくにとっての単純作業は、外部企業にアウトソーシングしていますし、クライアント企業様を教育する事によって、仕事量を日々減らしています。
クライアント企業様のスキルが向上すればする程、ぼくの仕事は楽になるしクライアント企業様の売上も上がる仕組みですw
「クライアント企業が仕事を覚えてしまったら、斎藤の仕事ってなくならないの?」
なくなってイイと思っていますw
ぼくの理想は
『自走する組織』
ですから。
上司の指示がなくても自ら考え、自ら企業にとってベストな言動をする。
これが出来れば、ぼくは必要なくなりますし、他にぼくを必要としてくれる企業様に全力投球できますから。
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