経営

出来る人の盲点。

先日、素晴らしい経営者さんとお話しする機会をいただきました。
ぼくが企業戦略のカウンセリングをする際いつも
「目標、もしくはお悩みはありますか?」
とお尋ねします。
とその経営者さんは。。。
「周囲の人たちを自立させたい。」
「自分の悩みはない。」
とおっしゃいました。
自身は成功されている方の回答でした。
ですが問題解決して、企業を今より良い状況にするのが、ぼくのお仕事。
「わかりました!
がんばってください!」
と言ったら、敗けなのですw
では何故?
『周囲の人間を自立させたい。』
なのか?
させたい。 = Wants
する。 = Do
ではない。
経営者さんの自力だけでは、難航しているとも解釈出来るのです。
では何故?
こんなに成功されて優秀な経営者さんでも『難航』しているのか?
お話を掘り下げて明確になってきました。
答えは簡単でしたw
『優秀な人間は、そうでない人間の立場・思考がわからない。』
という有りがちな落とし穴にハマっていたのですw
逆もしかり。
優秀な人間は、凡人には理解出来ない速度で物事を進める。
その『理解出来ない速度』を凡人にも『理解出来る』様に細分化し、丁寧に説明し、少しずつゆっくり事を進めていけばイイだけなんですw
ぼくの回答に、少し経営者さんの表情が緩みました。
またお会いしたいと思える経営者さんと出会えて、ぼくも幸せな時間でした。
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