コラム

古臭い?レトロ?

この二つ言葉。
同じ内容を否定的に見るか?肯定的に見るか?
という事になりますよね?
ぼくの尊敬するアートディレクター『佐藤可士和さん』。
セブンイレブンやユニクロ、楽天など、皆さんご存知の企業のブランディングをされている方です。
この『佐藤可士和さん』が団地の新しい在り方の提案をされている動画に久々にワクワクして感動しました。
ぼくの残りの人生をかけたテーマ
『世代交代・事業継承』
このテーマとも重なる所があって、背中を押された様にも感じました。
皆さん!
団地って、どんなイメージですか?
今までのぼくの正直なイメージ
・古臭い
・暗い
・ダサイ
・高齢者の住居
という否定的なイメージが先行していました。
ヨーロッパでは100年住宅はざらにあるし、確かに古い建物ですけど『レトロ』『オシャレ』で否定的なイメージがあまりありません。
では、団地とヨーロッパの100年住宅。
同じ古い建物なのに、何故こんなに印象が違うのでしょうか?
ぼくの感じる答えは、
『若者が住んでいるか?どうか?』
かな?と思います。
高齢者が悪いという訳ではありません。
高齢者と若者と『共存』する事によって、
『古臭い』が若者の感性によって『レトロ、オシャレ』になるのではないか?と思うのです。
若者が生まれる前の時代を知る高齢者。
若者からすれば、高齢者の知る若者の生まれる前の情報は
若者にとっては知らない事ですので『新しい』事もあるのです。
『温故知新』ですよね?
今の日本は、若者と高齢者の繋がり・絆が弱くなってしまっている。。。
高齢者が若者からSNSやスマホ・パソコンの使い方を教えてもらう。
若者が高齢者から昔の風習や生活の知恵を教えてもらう。
お互いに足りない事を埋め合う事で『新しい事が生まれる』。
こんな素敵な共存関係を取り戻すテーマを感じる動画だと思います。
お時間のある方は、是非観てもらいたいですね。
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