イタリアン

リスランテ キメラさんでランチ

余りに雲の上の存在のリストランテ キメラ。

友人に誘われランチにお邪魔してきました。

贅沢な空間、カトラリー。

上品ですが、気取らずべったりせず、

一歩引いてぼくたちを楽しませてくださるサービススタッフさん。

ポンテベッキオ本店のシェフを永らく勤めていらしたスーパーシェフ 筒井さんの一切妥協を許さない究極のお料理。

確かにお安くはないですが、この金額を払っても仕方ないと思わせてくださる時間をいただきました。

岩牡蠣とマイクロリーフ 蕪のソース
フィンガーライムとオシェトラキャビア添え

岩牡蠣とマイクロリーフ 蕪のソース フィンガーライムとオシェトラキャビア添え

冷水か何かで、キュッと締めた身の引き締まった特大の岩牡蠣。

キャビアの塩気、ライムの皮の爽やかさ、散らしたマイクロリーフも薬味の効果。

最後に蕪のピュレの深い甘味が全体のバランスを絶妙にコントロールしています。

シェフのセンスを感じずにはいられないお皿でコースがスタート!

この後の料理の期待感が膨らみます!

塩漬け鮎のオリーブオイルコンフィ
彩り夏野菜のマリネ シュガートマトソース

塩漬け鮎のオリーブオイルコンフィ 彩り夏野菜のマリネ シュガートマトソース

鮎のコンフィもキメラの夏の定番。

でももちろん年々バージョンアップしています。

鮎の塩加減はもちろん、天ぷらかと思う程、身はふわふわ!

皮一枚でパリパリ!

そのふわふわとパリパリのコントラストはホントに驚愕でした!

もちろん全く脂っこくないのですが、爽やかで甘いフレッシュトマトのソースと

それぞれ別々でマリネしたキュウリやオリーブなどのピクルスを食べる度に

口の中がリセットされて、また食欲をわきたてされられます!

オマール海老のくるみ風味アフミカートといちじく
フォアグラとセルバチコと共に

オマール海老のくるみ風味アフミカートといちじく フォアグラとセルバチコと共に

まず料理が提供される前にフィンガーボールがセッティングされます。

「前菜でフィンガーボール?」と期待が膨らむと。。。

何と! ドーナツ状の最中にぎっしり詰まったオマール、フォアグラ、無花果、マスカルポーネチーズetc…!

柔らかい食感の食材を最中で挟んで食べるコトでサクサクの食感をプラスして料理の食感のバランスを取る!

イタリアンで最中という度肝を抜かれた料理でした!

またオマールとイチヂクの相性が良いという新しい発見もありました!

この一皿も「さすが!」の一言でした!

瀬戸内産焼鱧の冷製カペッリーニ 胡瓜ソース
カラスミをお好きなだけ

瀬戸内産焼鱧の冷製カペッリーニ 胡瓜ソース カラスミをお好きなだけ

鱧の皮の焦げた香りとカラスミの魚卵の旨味、

プチプチとした海ブドウの食感。

それらの食材の旨味を楽しませてくれる全くエグみのない爽やかなキュウリのソースがしっかり絡んだカッペリーニ。

前菜のボリューム感をリセットしてくれる、箸休めの効果も狙ったパスタではないでしょうか?

サルデーニャ島産クラシコチーズで仕上げた黒毛和牛タンの柔らか煮込みと仏産空豆
カルドンチェッロのリガトーニ

サルデーニャ島産クラシコチーズで仕上げた黒毛和牛タンの柔らか煮込みと仏産空豆 カルドンチェッロのリガトーニ

サルデーニャ島産クラシコチーズで仕上げた黒毛和牛タンの柔らか煮込みと仏産空豆 カルドンチェッロのリガトーニ

まずチーズの器で、サービスのスタッフさんがしっかりチーズの香りを移してお皿にパスタをシェアしてくださいました。こうゆー演出ってやっぱりレストランの醍醐味ですよね!

チーズに良く合うグアンチャーレと牛タン、フランス産のキノコたち。

文句なしにガツンと来る旨味のパスタでした!

CHIMERA専用亀岡産チェリバレー窒息鴨の炭火ロースト
焼きポレンタ、コーンスプラウトを添えて

CHIMERA専用亀岡産チェリバレー窒息鴨の炭火ロースト 焼きポレンタ、コーンスプラウトを添えて

この鴨もキメラの定番であり、スペシャリテ!

鴨とは思えない身のやわかさ!

でも歯ごたえももちろんあります!

その鴨に表面はカリカリ、中はふっくらの焼きポレンタ!

ヤングコーンの炭火焼、コーンのあまーいソース!

トウモロコシの色々な楽しみ方を提案してくれる一皿でした!

シャインマスカットと巨峰、紫氷とリコッタチーズのムース

シャインマスカットと巨峰、紫氷とリコッタチーズのムース

写真では伝わり辛いですが、まず驚かされたのが

あり得ない程の大きさのブドウ!

もちろん種もなく、ジューシーで甘い!

そのブドウの甘さをブドウを凍らせてカキ氷にしたシャーベットの酸味で爽やかに!

そしてまた違う角度の甘味食感をリコッタチーズのムースで演出。

この一皿で「あぁ~!ブドウ食べた!」って思わせてくれる一皿でした!

パン

不覚にもパンの写真を撮り忘れました!

すいません。。。

もちろんパンにも一切の妥協はないです!

前菜の一皿毎に熱々パンを一つずつサーブしてくださいます。

そしてそのパンにもキチンとストーリーと料理とのマリアージュがあります。

  1. ふわふわフォカッチャ
  2. 干しブドウを練りこんでクミン(カレー風味のスパイス)で香り付けしたパン
  3. 黒七味を練りこんだ小さなバケット

一つずつ単体で食べても、もちろん美味しい。

というか美味しすぎるので、「料理の邪魔になるのでは。。。?」

と思って料理と食べても、それぞれが美味しい!料理も美味しい!

筒井シェフの味覚のバランス感覚はどうなってるんだろう?

と驚かされるばかりでした!

カフェ・お茶受け

マンゴーフレーバーの紅茶

モモのゼリーとピスタチオの焼き菓子

モモのゼリーとピスタチオの焼き菓子

モモはゼリーというよりグミに近い食感。

女性には嬉しいお茶受けですね。

ピスタチオの焼き菓子もお茶受けのクオリティーにとどめておくのが勿体無い程

ピスタチオの香りがしっかりしたお菓子でした。

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