常連客さんで毎日満席の繁盛店が、いつの間にか勢いがなくなる。。。
何で?
今回は、飲食店に絞ってその原因とメカニズムを考えてみましょう。
目次
- お店の価値・魅力って?
- リピーターの心理
- リピーターを取り巻く環境の変化
- お店の変化・努力
お店の価値・魅力って?
常連客 = リピーター
リピーターとは、一回以上お店に再来店してくださったお客様ですよね?
では何故、再来店してくださったのでしょうか?
シンプルに考えると再来店する価値・魅力を感じたからですよね?
その価値・魅力とは。。。?
- 料理・飲み物などの美味しさ、面白さ
- 言わずもがな、料理・飲み物の美味しさ、盛り付け・提供のオモシロさですよね!
- スタッフの対応
- どんなに美味しい料理でも、スタッフさんの対応が悪ければ台無し!
またスタッフさんのちょっとした気遣いでお店のファンになったりしますよね? - 店舗の外観・内観
- 居心地が良い空間?高級感があり日常を忘れさせてくれる空間化?
その時に応じたシチュエーションにあった雰囲気って大事ですよね! - 価格
- 料理・飲み物、スタッフさんの対応、お店の雰囲気。
これらを総合して支払う金額に納得がいくかどうか?
そのお店の価値・魅力を簡単に挙げてみました。
細かい事を言うと切りがありませんが、概要は掴んでいると思います。
リピーターの心理
価値・魅力 < 満足度
でリピートする確率は上がりますよね?
逆に
価値・魅力 > 満足度
で再訪する可能性は低くなります。。。
つまり、お店の価値・魅力を常にお客さんの満足度を越えなければ、いずれはリピーターさんも離れてしまいます。。。
リピーターを取り巻く環境の変化
また残念ながら、お店がリピーターさんをいくら満足させていても、リピーターさんが離れてしまう場合もあります。
転勤・転職
今まで仕事帰りに立ち寄っていたお店の場合、立ち寄り難い場所に仕事場が移ってしまう場合。
引っ越し
こちらも転勤・転職に近い事柄ですが、通い辛い所に引っ越しをしてしまった場合。
結婚・出産
女性だけでなく、男性も結婚・出産によってライフスタイルが変更してお店にナカナカ行き辛くなる場合。
味覚の変化
これは、ぼく自身も感じる所なんですが、年齢を重ねて味覚・食欲が変わっていき、そのお店の味が好きでなくなるという事です。
もっとわかりやすく言いますと、学生時代は大食いで味の濃いモノ・油っこいモノを好んで食べていたけど、徐々にあっさりしたモノを少量欲する味覚に変わっていくという事です。
この様にお店の努力ではどうにもならない事でリピーターを失う場合もあります。
お店の変化・努力
お店は3年続けてからが勝負。
人それぞれ3年の間にライフスタイルが変化します。
これが10年、20年となると初期のリピーターさんはどのくらい、まだお店に通ってくださっているのでしょう?
そのライフスタイルの変化でリピーターを失っても尚、お店を存続させる為には新規顧客を獲得し、その新規顧客をリピーターに育てる努力が必要なんですよね。
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