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過保護のカホコはプレゼン上手?

  1. 最初に
  2. あらすじ
  3. カホコのプレゼン力
  4. 最後に

この夏のドラマ『過保護のカホコ』。
今週、最終回を迎えました。

ほのぼの家族ドラマ系の脚本ですね。
毎週、キチンとテーマがあって何だかんだ考えさせられるシナリオに、どんどんカホコワールドに引き付けられた視聴者の一人です。

この『カホコワールド』こそが彼女のプレゼン力ではないかと思います。
ぼくなりに彼女のプレゼン力を分析してみました!

あらすじ

カホコ(高畑 充希)は、大学に通う就職活動中の21歳。

極端に過保護な母親(黒木瞳)が、モーニングコールはおろか、毎日の服のコーディネートから駅までの送り迎えまで、すべてをカホコ(高畑 充希)にしてあげます。

そんな至れり尽くせりの生活で、カホコは浮世離れした何もできない女の子。
でも、両親の愛情を真っすぐに受けた、真っすぐで優しい子です。

そのカホコをとりまく、両親・両祖父母・親戚のトラブルを改善していくドラマです。

カホコのプレゼン力

何も出来ないカホコの唯一の特筆すべき能力。
『甘え上手』w

なので、『人に物を頼んで、希望を叶える』という事に長けています。
これって『プレゼン力』ですよね?w

ただやみくもにお願い事をしている様で、結構プレゼンの基本を踏まえてお願い事をしています。

ポイントは3つあります。

ひとつ目は、今ぼくも使いましたが、カホコのキラーワード「お願いが2つあります!」です。
最初に3つ以下の数字で提案する事によって、相手に「3つ以下なら短時間で済む。話を聞いてみようか。」という心理に持っていけます。
これは、かのアップル創業者『スティーブ ジョブズ』が得意とするプレゼンの導入法でもあります。

二つ目のポイントは、『先に結論・願いを言う。』です。
話下手は、プレゼン下手!
逆に話し上手は、人に自分の話を聞かせる能力があります。
そのひとつの手法がまさに『先に結論・願いを言う。』です。
先に論点を出す事によって、聞き手の興味を引き付け、その後にその論点の補足をする。
聞き手にとって要する時間は同じでも、最後まで飽きさせず話を聞いてもらえる確率は雲泥の差です。
また最後まで話を聞かないでも、すでに論点を話しているので、補足の省略も可能です。

最後に3つ目のポイントは、『聞き手が譲歩できる提案をする』です。
どんなにプレゼン力があっても、絶対に聞き手にとって実現不可能な提案は通らない物ですよね?

その見極めが絶妙なのが、カホコのお願いなんです。

最後に

プレゼン力は、現代社会に絶対必要なスキル!

「プレゼン力? 自分の職種には関係ないよね~」
と思っているあなた!

『プレゼン』と行ったら仰々しいですが、言葉を変えると一昔前の『交渉力』!
上司・関連企業に自分の意見を聞いてもらう事や、お目当ての彼女をデートに誘う事だって、奥さんに自分のお願いを聞いてもらう事だって、『プレゼン力』は必要です!

その『プレゼン力』向上のお手伝いが少しでも出来たなら光栄です!
ではでは。

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