仕事が速くなる!「まずは、ここまで」目標設定術で生産性を爆上げ
「仕事が速い人」って、憧れますよね。どうすればあんなにサクサク仕事をこなせるんだろう?と、つい考えてしまいます。
仕事量、仕事時間、スピード、熟練度…もちろん、これらも重要です。しかし、もっとシンプルで、今日からでも実践できる秘訣があることに気づきました。
仕事が速い人の秘訣は「小さな目標設定」にあり!
その秘訣とは、「まずは、ここまで!」という小さな目標を設定することです。なぜ、これが仕事のスピードアップに繋がるのでしょうか?
集中力の限界と「ツァイガルニク効果」
私たちの集中力には、限界があります。一般的に、人間の集中力が持続する時間は90分程度だと言われています。大学の講義が90分なのも、この集中力の限界を考慮しているからだそうです。もちろん、好きなことや興味のあることなら、時間を忘れて没頭できることもありますよね。
ここで注目したいのが、「ツァイガルニク効果」です。これは、人は未完了のタスクに対して、完了したタスクよりも強く記憶し、完了させようとする心理効果のこと。
例えば、面白いマンガを読んでいる途中で「ご飯だよ!」と声をかけられたとき。「早く続きを読みたい!」と、強く思うあの感覚です。まさに、この「ツァイガルニク効果」が、仕事のスピードアップに繋がる鍵となるのです。
目標を大きく設定すると、なぜ非効率なのか?
反対に、目標を大きく設定すると、どのようなことが起こるでしょうか?
例えば、「この仕事を終わらせるのに5時間かかるな…」と思ったとします。すると、まず取り掛かるのが億劫になってしまい、なかなか作業を始められません。そして、やっと作業を始めたとしても、90分を過ぎると集中力が低下してしまいます。集中力が低下すると、作業スピードも落ち、焦りからミスも増えてしまいます。さらに、そのミスを修正する時間も発生し、悪循環に陥ってしまうのです。
つまり、最初から大きな目標を設定してしまうと、集中力が持続せず、効率も悪くなってしまうのです。
「まずは、ここまで!」で生産性を爆上げ!
そこで提案したいのが、「まずは、ここまで!」と、気軽にクリアできる範囲で小さな目標を設定することです。例えば、「今日は、この資料の1章まで」「まずは、このメールの返信だけ終わらせよう」といった具合です。
小さな目標をクリアすることで、達成感が得られ、モチベーションが維持できます。また、途中で区切ることで、次の作業に取り掛かる際の意欲も高まります。まるで、マンガの続きが気になって、早く読み進めたい気持ちと同じように、仕事へのモチベーションを高く保つことができるのです。
さらに、集中力が途切れる前に、一旦区切りをつけることで、集中力を高く保ったまま仕事を進めることができます。結果として、作業スピードも上がり、ミスも減らすことができます。
小さな目標設定を繰り返すことで、最終的には大きな目標も達成できるようになるでしょう。まるで、小さなブロックを積み重ねて大きな建物を作るように、着実にゴールへと近づいていけるのです。
今日から実践!小さな目標設定で仕事をもっと楽しく
「仕事が速い人」になるためには、特別な能力は必要ありません。今日からできる「まずは、ここまで!」の小さな目標設定をぜひ実践してみてください。
小さな達成感を積み重ねて、仕事をどんどん前に進めていきましょう!きっと、仕事がもっと楽しくなりますよ。
最後に
この記事では、仕事の効率化という観点から、目標設定の重要性について解説しましたが、御社の人材育成や事業拡大戦略、集客など、様々なお悩みをお持ちではないでしょうか?
弊社では、長年の経験と実績に基づき、御社の課題解決に向けた最適なソリューションをご提供いたします。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
御社と共に、さらなる成長を目指せることを楽しみにしております。