最近、友人のイタリアンのシェフや有名パテスリーのシェフパテシエさんから
「OASI(オアジ)は、是非一度行った方がイイよ。
ちょっと遠いけど。。。」
と勧められて行かない訳はありません。
尊敬する二人のシェフが勧めるお店。
期待はドンドン膨らみます。
そしてやはり期待を裏切らないお店でした!
富田林駅を降りたら別世界!
駅のロータリーを出て、グーグル先生の引率に従って行くと、不安になる位の小道に。。。
その小道に一歩足を踏み入れると!
古き良き日本の佇まい!
寺内町という街並みをゆっくり散策気分でお店まで足を運びます。
お店まで徒歩10分くらいですが、全然退屈しないし遠いとも思わせないステキな道中でした!
街並みに溶け込む凛とした古民家イタリアン
お店に入るとこれまた昔ながらの玄関で靴を脱ぎ、お店の雰囲気にぴったりなキレイなスタッフさんについて廊下を歩いて、席まで案内してもらいます。
日本庭園と調和するインテリア
12:00 入店
12:30 料理スタート
という独特のお店のスタイル。
12:00にお店に到着したので、一番乗りで店内をパシャパシャ撮影大会!w
席に通されるとまず目に入るのが、日本庭園。
そしてその日本庭園と調和する色々な小物たち。
そんな風景や空間を楽しんでいたら、料理が出るまで30分もあるのに、あっとゆー間に時間が経ちました。
食材を楽しみ、器を楽しむ自然派イタリアン
今時、飲食店では当たり前になりつつある『地産地消』。
この言葉をオアジさんは本当に大切にしているお店です。
食材はもちろん、お皿なども地元の職人さんに、『土』をイメージしたお皿、『水』をイメージしたお皿などでお願いして作ってもらっているそうです。
グリッシーニ
お料理が出てくる前にポリポリ。
色とりどりの野菜の饗宴
そして一皿目の料理が度肝を抜かれました!
単なるお野菜の盛り合わせではありません!
そのお野菜お野菜にあった調理法で、色とりどりに盛り込まれています。
野菜の甘味を感じる為にじっくり焼いてあるモノ。
シャキシャキ感を感じる様に大振りにカットしてあるモノ。
味のアクセントに酸味を付けてマリネしてあるモノ。
そしてぼくが一番うれしかったのが、蒸してあってホクホクで甘い鳴門金時芋!
青み・酸味・苦味・渋み・甘味。
一皿でコースが完結するかの様なステキなお野菜のフルコースの様な料理でした!
全粒粉のパン
パンの入れ物もカワイイですよね?
もちろん、パンは熱々モチモチ、ウマウマです!
ブロッコリーで和えたニョッキ ペコリーノチーズの香り
ジャガイモの甘さと旨味を感じるニョッキ。
ブロッコリーらしいほのかな甘みと苦味のソース
ペコリーノチーズの香りと旨味。
美味しくない訳がありません。
ほうれん草を練りこんだフォカッチャ
写真ではわかりにくいですが、ほうれん草の苦味を感じるフォカッチャです。
大和地鶏のゆず味噌焼き
ゆず味噌を使った和食の様な一皿。
地鶏自体も軽く味噌漬けされていて柚子と味噌の旨味と香りがしていて、追い打ちでゆず味噌を塗り香ばしく焼き上げています。
大食漢のぼくには、ちょっと物足りないボリュームでしたが、女性にはうれしい大きさのメイン料理だと思います。
イタリアの伝統菓子 ボネ
デザートはチョコレート菓子のボネ。
味が濃くてしっかりしているので、少量を楽しむという大人のデザートの楽しみ方かな?と感じました。
チョコレートを洗い流すと意味合いもあり緑茶をお願いしました。
あーさっぱりw
富田林にあり大阪市内からは、ちょっと遠出になりますが、都会の喧騒を忘れて食事を楽しみたい時には、是非お勧めのお店です!