名刺交換は5枚で十分です!
異業種交流、セミナー・勉強会。
人と会う仕事をしていると初対面の方と名刺交換する機会もあるかと思います。
せっかく名刺交換するのですから、交換した方と親密になりたいと思いますよね?
今回は、効果的な名刺交換・無駄な名刺交換について書かせてもらおうと思います。
名刺の無駄打ちバージョン。
まずは経験上、ぼくが一番非効率・無駄だなぁ~と感じる名刺交換。
何十人もいる場面、司会・MCの方が。。。
「只今から15分間、名刺交換の時間とさせていただきます!」
とまぁMCがいるかどうか、15分は20分でも30分でもそんなに大差はないのですが、とにかく急いで手あたり次第に周囲の方々と名刺交換するという場面です。
ざっくり名刺交換する相手とは。。。
「イメージエスの斎藤と申します。
フリーランスのウェブデザイナーをさせていただいています。
元イタリアンのコックでしたので、飲食店さんのお仕事をさせてもらう事が多いです。」
こんな感じで、自分の
- 社名
- 名前
- 業種
- 役職・立場
- 他社と違う強み
を30秒から1分くらい、早口で話しながら名刺交換するというスタイルになりますよね?
この作業を時間内に出来るだけする。
まぁ確かに、何十人の初対面の方と名刺交換する事は可能です。
ただ。
一ヵ月後、あなたは何人の方の事を覚えていますか?
正直ぼくは、2~3人覚えていたら優秀だと思います。
そして逆に!
その2~3人は、あなたの事を覚えてくれていますか?
その可能性は限りなく0に近いと思います。。。
これで次のビジネスチャンスに繋がるとは、ぼくは思えません。
では逆に効果的な名刺交換とは、どんな方法でしょうか?
ピンポイント攻撃
異業種交流会・セミナーなどの後には、必ずと言って良いくらい、親睦会・飲み会がありますよね?
お酒を飲むのですから、その親睦会・飲み会は少なくとも1時間はあります。
自分と空気の合いそうな人が座っているテーブルに座ります。
ぼくの持論、『自分と空気の合いそうな人』の周囲には
また自分と空気の合いそうな人が集まっていると思っています。
『類は友を呼ぶ』ですね~
そのテーブルを囲む自分を含む3~6人でじっくり30分以上、ざっくばらんに話す。
じっくり話す事で、そのテーブルの方の人となり・人格の概要がわかり、
相手にも自分の人となり・人格をある程度知ってもらえます。
そこで席を移動する時なり、親睦会がお開きになる時にそのテーブルの人たちと名刺交換をする。
これが大事!
そして次の日。
そのテーブルで名刺交換をした自分を除いた2~5人の方に、
「昨日、異業種交流会の親睦会でご一緒させていただきました、
フリーランスのウェブデザイナーをさせていただいています、イメージエスの斎藤です。
昨日は楽しいお酒でした。。。
略
また近々、飲みにいきましょう!」
などと、やんわり相手が断りやすい様に次に会うセッティングをします。
ここで『返信がない。』
という事はほぼ100%ありません。
逆に返信がない場合は、よっぼどの事がない限り深追いしても、この先の展開は望めないでしょう。。。
親睦会で飲む。
次の日に、メールのやり取りをする。
この行程で、初対面の方とも2回、会話したという事になります。
人間の記憶の定着は最初の出来事から二回目までの期間が一週間以内でないと
ほぼ忘れてしまいます。
それにこの場合、一週間以上経ってからメールを送信するという事は、
「は?何で今更?」
と相手は感じると、ぼくは思います。
親睦会からメールのやり取りは、早ければ早い程良い。
しかも送信する一人ひとりに、親睦会でのエピソードを添えてメールする必要があります。
そのエピソードを添える事によって、
相手に「自分の事を覚えてもらっている。」と喜んでもらえるからです。
それに対して同じ熱量のメールを返信してくれるはずです。
そうなれば相手に自分という人間の記憶がかなり定着してもらえますし、より親密になれるはずです。
細やかな内容のメールを送るには、ぼくの記憶力では5人が限界です。
最後に
そしてその5人と一緒に会うも良し、それぞれと会うも良し。
SNSでコメントしあうも良し。
少しずつ親睦を深めていきましょう!
只その5人は今後、色々な場面で何等かの形で絡む事が出来る信頼関係を築ける可能性は大きいと思います。
100人の知り合いより、10人の戦友。
自分が困った時に助けてくれる深い絆の人脈を作っていきましょう!