先日、ある不動産会社の社内定例ミーティングに参加させていただきました。
「ん?社内ミーティングに外部の人間?」
と感じる事でしょう。
その不動産会社さんは、事前に連絡を入れれば外部の人間も参加可能という開かれた企業さんです。
ミーティングの時間は60分。
10分程度で営業進捗をしてからが、このミーティングのオモシロイ所。
事前に告知しているアジェンダに対しての討論会。
一つの議題に対して、賛成派・反対派に分かれて社長がその議論の勝敗を決める。
事前に議題を告知しているので、参加者はその議題に対して下調べをして臨んでいます。
それだけでも大きな勉強の機会。
更にこの討論会のオモシロイ所は、『賛成派・反対派』を入れ替えての討論会。
この入れ替えに対応できない人間は、もちろん黙り込むw
社長の狙いは『物事を両面から見る力』『説得力』をつける。
それによって、瞬時にお客様の要望に応えられるという事だそうです。
本来ならば、社内スタッフだけを教育する討論会。
これを参加自由にして、社外の人間の能力を引き上げようとする社長の器。
この社長の様に、多くの人間を育てるという広い視野で物事を見れるトップが増えれば日本の未来は明るいでしょう。