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映画『バケモノの子』を観て来ました!

スタジオ地図 細田守監督の最新作

細田守監督の作品、『時をかける少女 』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』の三作すべてが大好きで、その細田監督の作品だからDVDまで待てない!という期待感でこの『バケモノの子』を観に行きました。

過去の作品、それそれに世界観がありつつ統一感もある。

そして子どもから大人まで楽しめるのが『スタジオ地図』の作品だと思います。

『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』、そして『バケモノの子』は、『家族の絆』が大きなテーマではないかと思います。

今回の作品の『家族の絆』に期待して映画館に足を運んだのかも知れませんね。

あらすじ

今回は主人公の男の子『九太』と師匠であり育ての親のバケモノ『熊徹』との絆がメインテーマだと思います。

子どもの頃にひょんなコトから熊徹出会った九太。

熊徹の強さに憧れて弟子になり、

九太は熊徹とその友達の2人のバケモノ、4人で暮らし始めます。

そして時が経ち、バケモノの世界でも一目置かれるる程の強さに成長した九太が青年になった頃に転機が訪れます。

バケモノの世界と現世を行き来できる様になるのです。

今までバケモノの世界の知識が大半だった九太に人間界の知識を得る機会が生まれたのです。

そしてバケモノの世界と人間界、この二つの世界の中でこれからの生き方を考える。。。

この辺りは『おおかみこどもの雨と雪』の自然界と人間界との選択に似ているなぁと感じました。

父親と息子として

ぼくも男なので、九太の感情がよくわかります。

父親との接し方については特に。

尊敬はしているが気恥ずかしくて面と向かっては素直に言えない。

熊徹も気恥ずかしくて素直に九太を褒められない。

1から10まで教えてくれない。

「何でも教えてもらえると思うな。背中を見て盗め!」

という意図は大人になってから気付く物ですよね。

その辺りの描写に絆を感じましたね。

最後に

人間界を行き来し始めて、バケモノの世界とどちらが九太にとって幸せな場所なのか?

熊徹もホントは心の中では気付いています。

でも愛する九太と離れたくない。。。

そんな気持ちから九太に悪態をつく。

それも九太はわかってる。

だから余計に悩む。

その2人の葛藤がぼくもすごく切なかった。

熊徹が九太を思いやる気持ち。

九太が熊徹を思いやる気持ち。

この思いの結末は?

ホントは話したいのですが、この結末は作品をご覧になってください。

ホントに感動的な結末でしたよ!

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