映画・DVD

シン・ゴジラ主観レポート!

世間様ではお盆休みが終わろうかとする日。
映画館に足を運ぶ時は、空いているし料金も安いので、いつもレイトショー。
そんな『空いている』はずのレイトショーが結構混んでいました!
日本の伝統映画『ゴジラ』がすごいのか?
お盆休みだからか?
エヴァンゲリオンの『庵野秀明』さんが監督をしているから?
否応なしでもその座席の埋まり方が期待を掻き立てます。

庵野目線のゴジラ!

内容の詳細をお話するとネタバレするので控えさせていただきますが、
庵野さんらしい演出が随所に感じられる作品で、エヴァ好きにはたまらないゴジラ作品と言えるでしょう!

ただ逆を言うと少し理屈っぽい。
「現代社会でゴジラが出現したら、実際ああなるだろうな。」
という理詰めの展開です。

悪者が攻めてきて正義の味方がこれを撃退するという、かつては『単純明快!勧善懲悪』の子供でもわかりやすかったアニメ。

この構図が『ガンダム』という作品で、『悪にも悪の立場がある』という考えさせられる大人のアニメに進化しました。

さらに『エヴァンゲリオン』という作品が、巨大ロボと未知の生命体が戦うという虚構の設定以外は「あれはあり得ないよね?」と言わせない『根回し』『理詰め』『リアリティ』の追及が始まったと思います。

この『根回し』『理詰め』『リアリティ』を更に追及したのが、今回の庵野ゴジラだと感じました。

ゴジラの真の能力の前に日本政府は。。。?

しかし、この三要素にちょっとウンザリし始めた時に。。。
ゴジラの圧倒的な恐怖・破壊力を見せつけてくれます!
この演出は、本当に背筋が凍りつきました。
「ゴジラが怖い。。。」と心から思える瞬間でした。

さてこの圧倒的な恐怖の象徴のゴジラに日本政府はどう戦うか。。。?
ここから日本政府、日本人の団結力と決意を見せつけてくれます。

ゴジラ版 ヤシマ作戦

全体的な話の流れはエヴァンゲリオンの序盤のハイライト、ぼくの大好きな『ヤシマ作戦』に類似していると感じました。

ヤシマ作戦を抜粋して説明させていただくと。。。
こちらのどんな攻撃も跳ね返し、報復攻撃してくる圧倒的な敵に対して日本全土を停電にする程の電力を一つに集約した兵器で立ち向かうというお話です。(※詳しくお話するとヤシマ作戦だけでブログが書けるので、ホントに抜粋した形になり、すいません。。。)

この作品を見て一番に感じた事。

ぼく個人の主観では、ターゲット層は『30代以上の社会人経験のある男性』。
と、ちょうどぼくにはドンピシャですが、
「ターゲット層が狭い作品ではないかな?」
「お父さんが息子と観る映画ではない?」作品だと思います。

この投稿の随所にエヴァンゲリオンのお話が出ましたが、もちろんエヴァを知らなくても楽しめる作品でありますので、ご安心ください!w

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP